引っかかっちゃったがん検診 #1
はじめに
おかみの住んでいる地域は、特定検診の受診率が低いと聞く。ついでに、全国的にはがん検診受診率は約40%。
実際に、会社員であれば会社で検診をするし、オプションのがん検診をわざわざ日程調整をしていくよりも、いろいろ優先なことはある。
50代は、忙しいのだ。
しかし、同世代の方ががんにり患しし治療中であったり、最悪亡くなってしまったりしたこともあり、気になっていた。
どうやら、無症状のまま気が付かないでいると、あっという間にステージ3とかステージ4に進行していたってこともあるらしい。
この仕事をしていると、がん患者の相談に応じることもあり、がんの治療のつらさが身近なもののように感じるようになった。
7月のある日の休日の午前を使って、がん検診の予約を入れた。
本日のがん検診のメニュー
- 胃がん
- 乳がん
- 子宮頸がん
- 大腸がん
ちなみに肺がんは、会社の検診に含まれているので除外した。
結果は?
一か月後、郵送で結果が送られてくる。
結論ファーストで言うと、要精密検査になったのは2種類。
わぉ!!
その対応、先生怖いです。
実は、一か月後の郵送を待たなくても、その場で要精密検査になったものがあった。
子宮頸がん検診だ。
内診の前のエコー検査から、様子が違っていた。
医師が、「お腹痛くないですか?」と何度も訊ねる。
おかみは、「特に、痛くないです」と回答。
経験豊富そうなおじいちゃん先生であったが、おかみの回答をいぶかしげに見て2回も同じ質問をした。
内診も痛かった。
「慎重に見てますから、少々は我慢してください」
なるほど。
医師から内診が終わった後、コメントが。
「おかみさん、午後に予定がなければ、ちょうどMRIが空いているので、血液検査とMRIを受けませんか?」「がん検診とは別で」
なんですと!
「どこか悪いんですか?」
「あんまり良くないね」
えっ。
ちょうど、午後の予定も入れてなかったし、午後も居残って検査をすることにした。
胃がんの検査もしたから、昨夜から飲まず食わずなんだけど…。
驚愕!!
胃がん検診でバリュウム飲んでたから、血液検査のみでMRIは三日後にすることになった。
会計をすませば、お昼ごはんが食べれる。うれしい。
婦人科系は、何らかのコメントはあるだろうと思っていた。
ポリープができやす体質みたいで、5.6年周期でポリープを取る手術をしている。
若い時よりもトイレが近くなってきたし腹部の皮下脂肪も分厚くなってきたので、もしかして子宮脱気味かもとも思っていた。
血液検査とMRI って何だろう。
会計後、診療明細書を見た。
どれどれ、字が小さいな。
もしかして。私、がんなの?
診療明細書に「腫瘍マーカー」と記載がある。
待って!待って!待って!
困る。
だって、このブログの副題は、「100歳になっても幸せでい続けるために♪」って書いた。
私は、100歳まで生きると決めている。
そのつもりで、貯金の目標額を決め何があってもいいように生命保険と個人年金を支払っている。
このブログが、闘病記になってしまうじゃないか!
頭から、氷水をかけられたように、体が冷たくなった。
事故しなように、運転気をつけて帰らなきゃ。
続く。