逃げ恥? 逃げた先に何があるのか…
頑張る人に寛容なおかみ
私は、頑張る人が大好きだ。
自分自身でも、そうありたいと願う人間だからだ。
結果は、関係ない。
できなくていい、ベストを尽くす姿は、麗しく愛おしい。
だから、周りにそういう人がいたら、自分の仕事をちょっと横に置いといて、全力で応援する。
応援したにもかかわらず、盛大に失敗したり滑ったりしても、構わない。タイミングが早かったとか、勝算がなくてもやんなきゃいけなかったことだったとか、会社員なら色んな事情があるものだ。
とにかく、ベストを尽くせば何かしら収穫がある。
頑張れない人
同僚だった相談員に、頑張れない人のカテゴリーに収まってしまう人がいた。
いや、その相談員は頑張る人だ。
学歴だけみれば、某相談所なんかで働く人間ではない。もっと、能力にあった職場を選ぶべきだ。
そういう意味では、頑張れないカテゴリーにいれるのはもったいない。
だが、頑張れない理由がある。
おそらく、知的には高いけどASD傾向がある。
コミュケーションが、壊滅的にまずいのだ。
相談員としては、致命的。
だけど、頑張りたい頑張れない。
このジレンマに苛まれて苦しんでいる。
どうしたらいいんだろう。
自己を内省するしかない。
自身の良いところと好ましくないところを分析し、対策を立てるしかない。
その結果、その相談員が「こんなふうに配慮してください」とか「この仕事無理なんで、転職します」とかだったら、全力で応援するし全力で送り出してあげる。
ただ、頑張れなくて鬱々としているのはダメだ。
おかみは、そういう人とは関わりたくない。
頑張りたくない人
同業他社の相談員が、この業界を去った。
その相談員とは、短い間だったが一緒に働いていたことがある。
世の中には、頑張りたくない人が一定数いる。
安牌な仕事は、それなりにするけどステップアップや困難な壁にぶつかったときに逃げる。
転職を繰り返すうちに、逃げる方法のマニュアルが充実していく。
逃げて逃げて逃げた先に何があるのか?
若い時はイイ。
周りも、「若いから」と言う理由で寛容だ。むしろ、そのような仕事を与えてしまった上司のほうが、自分を責める場合もある。
だが、年齢を重ねるうちに、「若い」という甘えは通用しなくなる。
経験年数があるのに、この程度のクオリティの仕事しかできない。資格があるのに使えない。
この業界は、優しい人が多い。からさまに、そのような態度で接することは決してない。だからこそ、そのような空気が漂っているのは居心地が悪い。
だって、その相談員が手放した仕事を、誰かが背負っているのだから…。
逃げ恥?
「逃げるは恥だがためになる」ということわざがある。
あのことわざは、逃げることを肯定しているのではない。戦略として、逃げることもアリだといっているのだ。戦略として逃げて体制を立て直して勝ちを取りに行くという意味だ。
一時期、流行したラブコメドラマのタイトルだ。
頑張れない人・頑張りたくない人は、このドラマをどう解釈したのだろうか?
頑張れない人へ
あなたが、頑張りたい人だとはわかっていました。
職業人として、頑張っているつもりなのに評価されないというのは、とてもつらいことだったと思う。
辛かったこと悔しかったことを、心の闇に葬っていたままにしていたから、あなたと関わりませんでした。
相談員たるもの、自分自身を内省できないとダメだと思う。
だって、あなたは人に頼りにされる相談員だから。
見て見ぬふりをして、ごめんね。
あなたの心の闇を覗く勇気がありませんでした。
頑張らない人へ
逃げて逃げて逃げた先は、何がありましたか?
あなたは、強烈な自己否定の中で苦しんでいる事でしょう。
厳しい先輩でごめんなさい。
あなたの生き方を肯定することも、フォローするここともできませんでした。
さよなら。
