新しい出会い~セルフプロデュースの方向性~
新しい出会い
小さな会社のお嬢ちゃんだったおかみは、おじさんおばさんにかわいがられて育った。
年上の人の懐にツルっと入って、可愛がってもらう世故に長けている。
おかみはそうゆうキャラであり、そうゆうキャラが居心地がイイ。
最近、ライフワークの「地域支援」をしていくと決めて実行し始めたら、新しい出会いがどんどん広がっている。
新しく出会う人たちは、なぜか医療職が多い。
看護師・理学療法士・作業療法士。
年齢は、30代。
おかみは、とても戸惑っている。
どう立ちふるまったらいいのか?
変化した?医療職!
おかみが、福祉の仕事をし始めた20年前は、医療職はとてもプライドが高く怖い存在であった。
そうりゃーそうだ。
右も左もわからないヒヨヒヨの相談員が、病棟を闊歩している看護師長と渡り合えるわけがない。
在宅の訪問看護師もしかり、ヒヨヒヨが調整するケースにキリキリした態度をあらわにした看護師もいたなぁ。
この仕事をおなじ地域でしていれば、なじみの関係になってなんとなくうまく相談を解決できるようになった。協力してくれそうな人にピンポイントで、相談を持ちかける技を身に着けたんだ。
ピンポイントに協力を持ち掛ける人は、看護師長・看護主任を始めおばちゃん看護師さんに限る。
若い看護師さんは、決定権がなく、イレギュラーな対応をすることに対してハードルが高い。だったら、おばちゃん看護師にストレートに相談したほうがイイ。
こんな風に記事を書いて申し訳ないが、若い看護師さんは、ドライにクライアントの情報を伝えてくれるだけ、「サマリーいりますか?」なんて短い会話で終わり、キチキチと病棟でタスクをこなしているイメージ。
若い時は、そんな時期もある。
なのに病院を飛び出して、自宅で治療をすることプラスQOLを高めることにとても理解があり、とても純粋にキラキラした目で意欲を語っている。
なぜだ?
少子高齢化の影響で、国全体が医療費の調整に入っていて、入院日数が少なくなっている。それに伴って、コミュニティの中で医療と保健活動することに、養成課程のカリュキュラムがシフトチェンジしているのか?
それにしても、違和感がありありだ。
看護師としてある程度キャリアを積んでいたら、ダークな部分も垣間見ることもあっただろうに。
地域というフィールドに希望を見出しているのだろうか?希望があるように見えるのだろうか?
流行の「コミュニティナース」というやつか?
地域生活の残酷な現実
病院や施設での生活は、法律や契約で権利が守られている。
ちょっとした変化も見て見ぬふりはしない。できない。
クライアントをモニタリングし、治療や手立てを考えて実行するのが職務だからだ。
ところが、地域では気づいても気づかないふりができる。
そうしても、だれも責めないし気づかないふりをしたことを正当化されることもある。
そこに巻き込まれるのは、ベテランの相談員でも勇気のいることだ。
そして、巻き込まれても報酬にプラスアルファーはない。
看護師も、その理論は同じ。
とにかく、医療福祉が必要な住民が、地域生活をキラキラ送っている人なんてほとんどいないのが現実。
誰しも、地域生活に不自由や息苦しさを感じ、病院や施設を生活の場に選択することを迷う場面は多々ある。
地域生活の残酷な現実についての考察は、別途に記事にしていきたい。
決意、キャラ変!
数々出会った人の中で、新しいパターンの人々が現れた。
とにかくプロジェクトは動いている。一緒にやっていかなければならない。
どう立ち振る舞ったらいいのか?
この新しいパターンの人たちに、おかみの力をどう活用してもらったらいいのか?
どんなビジョンで組織づくりをしたらいいのか?
たくさん、新しく出会った人に問いかけていかなければならない。
それと、年齢を重ねて、おかみの素のキャラでやっていくのは、限界なことがわかった。
年齢が、キャラ変を迫っている。
悲しいが仕方ない。
セルフプロデュースのやり直しだ。
自分自身にたくさん問いかけなければならい。
- おかみの強みは、何ですか?おかみの弱点は、何ですか?
- おかみの置かれている環境は、どうですか?
- 環境を踏まえたうえで、どんな存在になれば組織のパフォーマンスがあがりますか?
問いかけは、しばらく続く。
自分自身が、どう変わるか楽しみだ。